こちらの記事で事務職は介護職や技術職と比べて有効求人倍率が低いとお伝えしました。
事務職を志望する人の本音と有効求人倍率が0.25倍という真実
悲観的なことばかり言って、お気を悪くさせら申し訳ございません。
ですが、全くチャンスがないわけではありません。
先ほどは有効求人倍率や数字の話ばかりしてきましたが、統計上のお話なんです。
こんな統計を気にしていたら、私も事務職になれませんでした。WEBデザイナーにもなれませんでした。
また、サポートステーションで就労相談員の仕事もできませんでした。
統計は参考にならないケース
統計が役に立たないわけではありませんが、あくまでマクロなデータでありそれ以上でもそれ以下でもない!ということです。
実際に、私も、
- 事務職
- WEBデザイナー
- 就労相談員
になれました。
決して私が優秀なわけではありません。
仮に有効求人倍率が下回っていても、私たちはつきたい仕事に意外と簡単につけるのです。
タイミングが大事
これにつきます。
必ずしも全ての企業が、新卒の就職活動のように募集期間を決めて計画的に行っているわけではありません。
特に中途はその傾向が顕著です。
必要なタイミングで条件を満たした人から応募がくれば、即採用をするケースもあります。
- いきなり仕事が増えたため、事務職を増やしたい
- 誰かが辞めることになった。代わりの人が欲しい
すると、その場で「スグに働けます!」といえる人は内定を頂くことができます。
転職活動をしていると案外と見落とされがちなのですが、求職者のスキルや経歴以上に、いつ働けるか?を物凄く気にする採用担当者もいます。
採用側にもノルマがある
例えば、その採用担当者にも上司がいて、「●●日まで採用をします」と約束した場合、何が何でもそのノルマを達成しなければなりません。
求人広告を出している企業ならなおさらです。採用できなければ、その採用担当者の責任になりますからね。
なお、私が経理事務の仕事をしたときは、完全に未経験の状態です。しかも、30を超えていました。(笑)
では、なぜ採用されたのかというと、スグに働けたからです。
前任者との引継ぎがあったため、残りの期間はわずか!
この場合だとどうでしょうか?
採用基準が一気に変わる
過去の実績がすごい人よりも今すぐに働ける人に内定がいきます。
なぜなら、引継ぎを受けられるかどうかがのほうが採用理由になるからです。
これもタイミングですよね。
有効求人倍率よりもいつから働けるかというタイミングのほうが何倍も重要なんです。
このような場合、面接対策はカンタンですね。
「いつから働けますか?」という質問に対してアンテナを張っておくだけです。
決して有効求人倍率にはでない採用側の裏事情でした。