ニートor就労経験がない方にとって、面接は絶対に倒せないラスボスのようなもの。
これまでに就労支援施設でニートのサポートをしてきましたが、やっぱり面接をクリアするのは至難の業。
その理由はひとつ。
職務経験がない!
もしくは圧倒的に足りていないこと。
です。
RPG的にいうなら、レベル1のまま次々と新しいステージに行くようなものですね。
周りはみんなレベル8やレベル12になり、次々と新しい技術を覚えていくわけです。
対して、ニートはレベル1の状態&戦闘経験もない状態です。
他のライバルと比べて、ダントツ不利。
じゃあ、どうすればいいんだ?
と思うかもしれませんね。
色々と試してきましたよ。
履歴書の見栄えをよくする
キチンと面接対策をする
趣味やボランティアなどの経験を活かす
でも、そのほとんどが失敗。
小手先の手を片っ端から試しても、「職歴がありません」のハードルをクリアはできません。
面接官は、そこだけはしっかりと見ていますから。
面接官の立場で考える
職歴のない人を採用して、案の定、その人が使い物にならなかったらどうでしょう?
職場でつぶれてしまって、スグにやめてしまったらどれだけの損失が発生するでしょうか?
そして、採用を失敗した責任はだれがとるのでしょうか?
あなたを採用した面接官なんです。
ニートを支援する団体でも、職務経験ゼロのニートを職員として採用しようとは思いません。
残念ですが、これが現実です。
方法はひとつしかない!
職務経験がなければ創るのが手ってとり早い!
つまり、業種・職種を選ばずとりあえず働いてみる!ということです。
極論を言います。
3か月でも何らかの仕事に就けば、職務経験があると評価されます。
バイトでも、日雇いでも、派遣でも構いません。
面接なしで働けそうなところで、とりあえず働いてみることです。
さらに言います。
数か月間働いていやだったら辞めても構いません。
目的が職務経験を創ることですから。
ちょっと過酷な仕事のほうがよい
お勧めな仕事が、心身ともに過酷な仕事です。
離職率が高い仕事が良いかもしれません。
なぜなら、たとえやめても、退職理由を次の面接で説明することができるからです。