「生活に困ったら生活保護を貰えばいいや」と考えるニート・無業者の方は結構います。
あっさりというから私も驚きます。
「それを決めるのはあなたじゃないでしょ!」と私も突っ込みたくなります。
生活保護を受給するのは面接を突破するよりもハードですよ。
審査は厳しい
生活保護の審査は、厳しいです。
現時点でも、厳しくなっていて、昔だったらあっさりとパスしたのに、パスできなるケースも珍しくありません。
いきなり打ち切られるケースも珍しくありません。
かなり迷惑な話かもしれませんが、本当のことなのではっきり言いましょう。
役所の福祉課の人が生活保護を受給させるかどうかの審査をするときに、不正受給がないように、徹底的に身辺調査をします。
加えて、身内調査にも入ります。
恐怖の身内審査
もしも兄弟・親戚がいれば、生活保護を受給するのではなく、身内に頼ることを指示します。
知人が生活保護を申請に役所に行ったところ、
- 「身内の方で頼れる人はいますか?」
- 「いる。なら、親戚の方に生活の面倒を見てもらったらどうでしょうか?」
と言われたみたいです。
「いや、身内はちょっと・・・」といったら、
「なぜ身内に頼らないんですか?」と突っ込まれたとのこと。
その親戚とは、その方の兄でした。兄が結婚をして、奥様が妊娠をして、数か月後には出産。
その夫婦は、やがて生まれる子供のことを考えながら、愛をはぐくんでいる幸せのひと時。
そこにズカズカと入れ!と要求されたみたいです。
もちろん、出産を控えた夫婦にとっても迷惑だし、本人も気まずいです。私だったら絶対に嫌です。
生活保護を与える側の本音
生活保護を与える立場=役所ではありません。
生活保護が税金で賄われている以上、その生活保護を払っているのは、私たち国民なのです。
「身内のお世話になりたくないから、みなさんの税金を分けてください」といわれても、NOです。
結局、判断をするのは人間ですからね。
いつストップするかもわからない
仮に生活保護を受給できても、いつそれがストップしてもおかしくありません。
不正受給だと発覚したらペナルティーの対象になりますし、少しでも疑われたら危ないです。知り合いが役所に、告げ口をするかもしれません。
月15万しかもらえなければ、文化的な生活をするどころか、いつ打ち切りになってもおかしくない生活にビクビクしなければなりません。
ですから、「ヤバくなったら生活保護を受け取る」というのは幻想です。