失業をしたら、まずは給付金を確実に受け取りましょう。
はじめは何をやったらいいか解らないばかりか、失業をしたころは心が折れているので、手続きをおろそかにしてしまいがちですが、仕事だと思ってサクサクと終わらせましょう。
必要な手続きをしてハローワークに行って失業保険を受け取るだけなので全然難しくはありません。
- 1.離職票の受け取りと内容確認
- 2.ハローワークでの手続き
- 3.今後、失業手当を受け取るに当たって
の3つについて説明します。
1.離職票の受け取りと内容確認
いきなりハローワークにかけ込んで「会社を辞めました。どうすればいいでしょうか?」と相談をしても、対応してもらえません。ハローワークは離職票が事業所から届いたかで判断をするからです。
雇用保険の失業給付(基本手当)を受給するときに必要な書類で、退職後10日前後までに、退職した会社から渡されるものです。
「雇用保険被保険者離職票Ⅰ、Ⅱとも言われています。
失業をしたら、必ず事業所の方から離職票ⅠⅡが届きます。
7日~10日を目安にするとよいでしょう。
ポイント!離職票を給料明細と一緒に送る事業所もあるので、辞める直前にはいつ離職票が届くのかを確認しておきましょう。
離職票を受け取ったらハローワークに行きます。
注意!受給支度を受け取るに当たって大切なこと
会社都合による退社か自己都合による退職かをチェックしましょう。
会社都合で退社になったのにも関わらず、自己都合退職にされては、条件が悪くなります。
2.ハローワークでの手続き
ハローワークでの手続きについてです。
- 2.1 求職申し込みと受給資格の決定
- 2.2 就業講習会への参加
- 2.3 雇用保険の説明会
- 2.4 失業の認定
の4つのステップがあります。
2.1 求職申し込みと受給資格の決定
失業給付金の受給手続きですね。手続きが終わると、雇用保険給付までのスケジュールが渡されるので、次の職業講習会と雇用保険説明会に参加をしましょう。
注意!受給支度を受け取るに当たって大切なこと
失業給付を受給するためには、必ず再就職をする意思と能力が必要です。会社を辞めてしまうとネガティブな気持ちになるのは解りますが、「働きたくありません」オーラーを前面に出し過ぎると、「あれ?この人、もしからしたら就労困難?」と思われてしまうので、気をつけましょう。
2.2 職業講習会への参加
簡単にいうと、ハローワークで行っている就職活動セミナーですね。履歴書や職務経歴書の書き方を教わります。
基本は、イスに座って動画を観ているだけです。
終わったらそのまま帰っても構いませんが、ハローワークを使って求人検索をすれば、就職活動を一つ下と見なされます。
ポイントはしっかりと稼いでおいた方がよいでしょう。
2.3 雇用保険説明会
職業講習会が終わって数週間後に開催される雇用保険説明会です。
雇用保険を受け取る上で、必要な手続きについての説明を受けます。
眠たくなります。頑張ってください。
2.4 失業の認定
失業の認定日は、4週間に1回となっています。
この日を逃すとアウトです。
3.今後、失業手当を受給するに当たって
定期的に就職活動を行い、ハローワークに報告することを忘れないでください。