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事務職を志望する人の本音と有効求人倍率が0.25倍という真実

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サポステで働いていたときに女子から物凄く人気だった職種。それは、「事務職」です。中には、男性でも事務職を志望していた方もいましたね。

「事務職の仕事をやりたいです。」と相談されると、「またか!」と思ってしまうほど。

なぜ事務職がこんなにも人気があるか?

サポートステーションで就労相談員をしていたときに、
なんでそんなに事務職にこだわるんですか?と質問をしました。

事務職を志望した人の回答

「いや・・・なんとなく」
「営業とか大変そうなんで・・・無理です」
「専門職とか覚えることがたくさんあるから」
「パソコンを使った仕事をしたいので」

●●をしたいから事務職を志望します!と言った積極的な回答ではなく、「なんとなく・・・」といった回答が圧倒的に多かったです。

事務職を志望する人の本音

営業や専門職などの仕事は大変そうでできそうもない。
事務ならなんとなくできる!というのが本音です。

システムエンジニアやWEBデザイナーなどの専門職は難しいけれど、事務職なら私にもできるかもしれない!というのがサポステ利用者の本音。他にも、職業訓練校時代にこんな発言をした女子も。
「WEBの仕事が無理なら、とりあえず事務でもするわ」と・・・。

事務職になるのは凄く大変?

事務職はお手軽だ!というイメージがありますが、これ逆なんです。

実は、事務職になるのがいちばん大変だと思っています。

理由は2つです。

  1. 採用枠が狭い
  2. 競争率が高い

理由1 採用枠が狭い

たとえば、50人規模のITの中小企業を例に考えていきましょう。

構成比は以下の通りです。

  • 経営者クラス:5名
  • 管理職クラス:10名
  • 現場の従業員:35名

さて、この中に事務職をしている人は35名のうち何人くらいだと思いますか?

あなたがこれまでに働いてきた会社から答えてみて下さい。私の経験だと、50名規模の事業所であれば、1~3名です。職場によっては、ひとりで事務職を全部こなしている方もいました。採用枠が極端に狭いのがこの事務職です。

理由2 競争率が高い

先ほどもお伝えしたように、事務職は物凄く人気のある職種です。多くの人が募集をかけるものだから、競争率は一気に上がります。営業やシステムエンジニアの仕事に就くよりもハードな競争をすることになるんです。

なんと有効求人倍率が介護サービスと情報処理・通信技術者・介護職の1/100です。

仕事を探す1人の希望者に対し、何件の求人があるかを示す有効求人倍率(16年7月分)を職業別に見てみよう。介護サービスと情報処理・通信技術者は共に2.43倍。一般事務は0.25倍だ。その差は年々開いている(下の図参考)。

日経ウーマン

ザックリ計算ですが、100ある採用枠から約41人の募集しかないのが、介護と情報処理・通信技術なのに対して、一般事務は100ある採用枠から400人が申し込む計算になります。

で、もしもこれが条件のよい職場になると、採用率が急激に上がることも十分に考えられます。その証拠に、情報処理や通信技術の仕事も、売り手市場とは言われていますが、競争がなく全員が内定をゲットできるわけではありません。

介護職、情報処理、通信技術でも、条件や仕事内容がよいところであれば、その企業の有効求人倍率は、0.25倍になるでしょう。逆に、条件や仕事内容が悪ければ、採用枠が10名なのに対して、1名も申し込まないケースもあります。

条件や仕事内容まで気にすると、有効求人倍率が0.0・・・台に突入して、宝くじ並の確率になるではないか?と考えています。

3.それでも事務職にはなれる

悲観的なことばかり言って申し訳ございません。ですが、全くチャンスがないわけではありません。

先ほどは有効求人倍率や数字の話ばかりしてきましたが、あくまで統計上のお話。こんな統計を気にしていたら、私も事務職になれませんでしたし、WEBデザイナーにもなれませんでした。また、サポートステーションで就労相談員の仕事もできませんでした。

では、なぜ事務職、WEBデザイナー、就労相談員の仕事ができたかというと、たまたまタイミングが良かった、からです。これにつきます。

必ずしも全ての企業が、新卒の就職活動のように募集期間を決めて計画的に行っているわけではありません。中途の場合は、必要なときに条件を満たした人から応募がくれば、面接をして即採用をするケースもあります。

  • いきなり仕事が増えたため、事務職を増やしたい
  • 誰かが辞めるため代わりの人が緊急で人が欲しい

というときは絶好のチャンスです。その場でスグに働ける人が内定をゲットできる可能性がグンと広がります。転職活動をしていると案外と見落とされがちなのですが、求職者のスキルや経歴以上に、いつ働けるか?を物凄く気にする採用担当者もいます。

例えば、その採用担当者にも上司がいて、「●●日まで採用をします」と約束した場合、何が何でもそのノルマを達成しなければなりません。求人広告を出している企業ならなおさらです。採用できなければ、その採用担当者の責任になりますからね。

なお、私が経理事務の仕事をしたときは、完全に未経験の状態です。しかも、30を超えていました。(笑)

では、なぜ採用されたのかというと、スグに働けたからです。前任者との引継ぎがあったため、残りの期間はわずか!この場合は、過去の職歴よりかは、引継ぎを受けられるかどうかのほうが採用理由になります。

何が言いたいかというと、有効求人倍率よりもいつから働けるかというタイミングのほうが何倍も重要なんです。

で、たまたまタイミングがあえば、必要な経験を満たしていなくてもアッサリと内定をもらえるケースはあるので、現時点で仕事についていない人・いつでも会社を辞められる人は、辛抱強くいつでも働けますよーとアピールするのも手ですね。

 

 

 

 

 

 

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